診療時間 9:15~12:00/13:30~17:00
休診日 木曜・日曜・祝日

阪急梅田駅より徒歩3分 JR大阪駅より徒歩5分 詳しい地図はこちら>>

薬になる食べ物の話|大阪市北区の内科・漢方内科|スイカ・口内炎

トップページ院長紹介医院紹介漢方針灸相談健康診断
予約
ファストチケット

 


※ネット受付など初めてご利用になられる方は、当院からのお知らせの確認をお願いします。

 

当院の特色
日本元気レポート

 

薬になる食べ物の話

トップページ»  薬になる食べ物の話

イチゴ

イチゴ

イチゴは、鮮やかな色合と香りから果物の「皇后」といわれています。上海では1999年頃まで、イチゴ売りは天秤棒を担いでいました。 イチゴは、肺を潤し、胃腸を元気にする作用があるといわれ、気血不足の虚弱体質を改善する効果が期待できます。ビタミンCを豊富に含んでいることから、歯茎からの出血を抑える作用もあります。イチゴの季節は、短いので十分楽しんでください。

イワシ

「魚偏」に「弱い」と書いて「鰯」―いかにも弱々しいイワシですが、節分の厄除けに使われます。ヒイラギの枝にイワシの頭を刺したものを戸口に立てておくのだそうです。
イワシは、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化を防ぐといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)が多量に含まれています。厚生労働省研究班が日本人約4万人を対象に食事アンケートをして、11年間心筋梗塞などの心臓病を発症したかどうか追跡調査した結果(2006年)、やはり魚をよく食べる人の方が食べない人に比べて発症率が低かったそうです。やはり、日本人は魚を食べる生活が良いと思います。
国産のイワシが良いとは思いますが、漁獲量は年々減っており、その分アメリカ、メキシコ、オランダなどの国からの輸入が増えています。イワシだけでなく魚をしっかり食べましょう。

オクラ

子供の頃、家庭菜園でオクラを作っていました。夏になると収穫して、さっと茹で、刻んで酢の物にしてもらって食べていました。最近は、汗をよくかくので、塩分補給のため、もっぱら削り鰹節とお醤油をかけて食べています。
オクラを刻んだ時に出る粘りは、豊富なペクチンのためです。和え物にすると一層粘々して楽しいですね。このペクチンは食物繊維の一種で、消化を助け、腸の動きを整える作用があります。また、コレステロールを下げる作用もあるそうです。オクラにはビタミンCも多く含まれていますので、日焼けや夏ばての予防効果が期待できます。

カカオ豆

2月と言えば、バレンタインデー―1年中で一番チョコレートが売れる日です。チョコレートはカカオ豆から作られます。豆を砕き、皮などを取り除いて炒った後、風味を良くするために数種類の豆をブレンドし、ドロドロになるまですり潰して、カカオマスという状態にします。この状態にミルクや砂糖を混ぜ、なめらかになるまで練り上げるなどの工程を経てチョコレートができあがります。
カカオ豆の成分については、色々と研究が進んでおり、大量に含まれるポリフェノールは動脈硬化を予防する効果やストレスに対する抵抗力を高める効果があるといわれています。同じカカオ豆から作られるココアを飲んでいる人は、傷の治りが早いという報告もあります。ミネラル豊富なチョコレートですが、たくさん食べると体重増加の原因になりますので、チョコレートを食べた時は、他の食品のカロリーをへらしましょう。

カキ(牡蠣)

カキ(牡蠣)

カキは栄養が豊富で「海のミルク」と呼ばれていますが、昨年はノロウイルスの風評被害で大変でした。カキに限らず、貝類は十分加熱して、美味しく頂きましょう。
カキは、亜鉛を多く含む食品です。亜鉛は生体機能の維持に必要な酵素に不可欠な金属です。亜鉛が不足すると、味覚障害や肌荒れ、脱毛などが起こります。また、傷が治りにくくなったり、生殖器機能が低下したりします。
アミノ酸の一種であるタウリンも、カキに豊富に含まれています。タウリンは、コレステロール低下作用や血圧降下作用、肝機能の改善作用があるといわれています。

カキ(柿)

中国ではカキが黄金色をしているところから「金果」と呼ばれています。甘いカキは咽のどを潤し、咳を止める作用があるといわれています。痰がたくさん出るような咳ではなく、わりと痰が少なく、発熱して口の中や咽のどが乾燥している場合の咳に効果があります。慢性気管支炎の方に、お試しいただきたいと存じます。
また、カキのヘタは、しゃっくりを止める妙薬といわれています。残念ながら、カキの実の方はこのような作用はありません。

キャベツ

キャベツ

もう10年ほど前(平成7年ごろ)になりますが、中国へ留学していた頃のお話です。街の食堂で野菜炒めを注文するとき、どの野菜にしますかと聞かれました。「今日の野菜」を読み上げられても、初めの頃は野菜の名前と現物が一いたしませんので、キャベツとチンゲンサイばかり注文していました。
キャベツは、胃痛を和らげる作用があり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の方にはしっかり摂っていただきたい野菜です。また、腎を補い、骨を強くする作用があると考えられており、特に長患いで弱った身体にはスープにしていただくとよいとされています。
緑黄色野菜であるキャベツは、ビタミンKを含んでいます。抗凝固薬を服用されている方の場合、1日の緑黄色野菜の合計は300gまでにするのが安全です。

キュウリ

「キュウリ封じ」はキュウリを使う疫病除けの祈祷です。体の悪い部分をキュウリで撫ぜ、川に流したり、庭に埋めたりして病気をおさめるのです。中国でもキュウリは天然の抗菌鎮痛薬と考えられてています。解熱作用もあるので、暑さによるのどの渇きを癒すこともできます、また、食物繊維を多量に含むため、腸の動きを活発にします。
のどが痛いときには、まずキュウリを食べてみてはいかがでしょうか?

クリ

最近は、皮の剥いてある栗が簡単に手に入るので栗ごはんを炊くのも楽になりました。手軽な天津甘栗もいいですが、時間を作って、家で茹でたクリをほくほく食べたいものです。
甘い栗は、中国では「腎の果」と呼ばれており、足腰を丈夫にし、健康を促進する作用があると考えられています。ビタミンも豊富に含んでいるので、口角炎にも効果があるそうです。
ただし栗は、消化がよくないので一度にたくさん食べ過ぎないようになさってください。

ゴーヤー

ゴーヤー

沖繩野菜のゴーヤーは、人気が出て野菜売場だけでなくお惣菜売場にも並ぶほどになりました。中国留学前には、苦くてとても食べられませんでしたが、今ではすっかりおなじみの野菜になりました。
ゴーヤーはウリ科の植物で、ビタミンCなど水溶性ビタミンを豊富に含んでいます。暑い盛りのビタミン不足を補うには、よい野菜です。独特の苦味成分には、胃腸の調子を整え、食欲を増進させる作用があるといわれています。
暑さによる発熱を下げるなど、身体を冷やす作用があるので、たくさん食べるとおなかをこわす場合もあります。身体にいいからといって、摂りすぎないよう注意してください。

サバ

日本人はあまり魚を食べなくなったといわれますが、夏ばて予防に青魚が有効といわれています。今年はサンマが高いので、サバを買うご家庭が多いのではないでしょうか。
皆様ご存じのように、サバはビタミン、ミネラルを多く含みます。またサバには血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富で、冷えて循環の悪くなった血液の流れを回復させてくれます。さらに身体を温める作用がある生姜を加えると食欲も出ます。
しっかりバランスの取れた食事をとるのが養生の秘訣です。暑くて死にそうな時に献立を考えるのは大変ですが、口当たりのよいものを工夫して頑張って食べていただきたいです。

サンマ

サンマ

秋の味覚といえば、サンマです。江戸時代には、「サンマが出ると按摩が引っ込む」といわれるぐらい、当時から栄養価の高い食べ物でした。とくに、10月下旬から11月にかけては、最も脂がのる季節です。この脂の中には、血液をサラサラにして血栓を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)や脳の老化防止作用やコレステロール低下作用をもつDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAや骨を丈夫にするカルシウムも豊富です。また、ビタミンBや鉄分を多く含むため、貧血の方にはぜひ召し上がっていただきたい魚です。抗凝固剤や抗血小板剤を服用されている方は、出血傾向が高いので、食べ過ぎないようになさってください。

シイタケ

シイタケ

キノコ類は、免疫力を高めて健康を増進させるといわれてきました。キノコに含まれる成分のうち、制ガン作用があるとして注目されているのがベータ-グルカンです。この物質は、直接ガンを退治するのではなく、免疫細胞を活性化させ、低下していた免疫機能を正常レベルまで回復させるのです。シイタケにもベータ-グルカンが含まれていますが、アガリスク、舞茸、霊芝などに隠れてしまい、その効果が忘れられがちです。でも、食べすぎは下痢の原因になりますのでご注意ください。

シソ

冷奴にシソとショウガ―夏にふさわしいサッパリした簡単料理ですね。シソには、魚の食中毒を予防する作用があるといわれています。お刺身のツマに使われているのはそのためです。シソには、この「青紫蘇」以外に、「赤紫蘇」があります。梅干の色付けやふりかけ、漢方薬として使われるのも「赤紫蘇」です。胃もたれ、むかつきなどのつかえた感じを改善してくれます。気分を安定させる作用もあります。また、カゼや咳にも効果がありますが、シソの葉より実の方がよく用いられます。香味野菜として、庭に植えておくと便利な植物です。

スイカ

スイカ

スイカは夏を代表する果物ですが、実は漢方薬としても用いられます。暑さのために汗をたくさんかくと、体の中に熱がこもってしまいます。スイカは、天成の《白虎湯》と呼ばれており、体温を下げる作用があります。また、のどの乾燥感や痛みを和らげ、口内炎の治療にも使用されます。スイカの緑色をした外皮は、むくみの治療に使用されますが、最近ではコレステロールを低下させ、動脈硬化を予防すると言われています。

ソバ

ソバが美味しい季節になりました。信州の高原で生育するソバは、昼夜の温度差が大きく、霧で覆われていることが多いため、「霧下そば」と呼ばれるそうです。
ソバは、蛋白質、ビタミンB群を豊富に含んでいますが、カロリーが少ない食べ物です。「ルチン」と呼ばれる成分は、毛細血管を強化し、内出血を防ぐ作用で有名ですが、血圧や血糖値を下げる効果についても研究が進んでいます。
また中国では、ソバは俗に「浄腸草」と呼ばれるほど食物繊維がたくさん含まれており、胃腸の動きを活発にする作用があります。冷えるとすぐ下痢になる体質の方は、食べ過ぎに気をつけて、美味しく召し上がってください。

ソラマメ

豆の皮むきは、我が家では子供が担当する仕事でした。蚕豆は、皮ばかりで実が少なく、食べるとあっという間になくなってしまうので、一生懸命むいていました。
蚕豆は、胃腸の働きを整え、むくみをとる作用があるといわれています。体内の水分代謝を整えることから、湿疹などの皮膚病にも効果があるといわれています。おいしい蚕豆ですが、人によってはアレルギーを起こすこともありますので、特に、子供さんにはあまりたくさん食べさせないほうが安全です。

タマネギ

タマネギ

タマネギは中央アジア原産といわれており、日本には江戸時代末期に入ってきたそうです。臭みが強いため、なかなか普及しなかったそうですが、今では定番の野菜です。
生で食べても、調理しても美味しいタマネギには、血栓をできにくくして、動脈硬化や高血圧を予防する効果があります。また、コレステロールを下げる作用があるので、高脂血症の方には是非召し上がっていただきたいです。
さらに、食欲増進作用や整腸作用もあります。最近では、有害物質を体外に排泄する「デトックス」食品として注目され、研究が進められています。

チャバ(茶葉)

日本では俳句を趣味にされている方以外はあまりご存じない「清明節」ですが、中国では祖先のお墓参りをする重要な祭日です。また、新緑が芽吹くころなので、人々が若草を踏んで出かけるので「踏青節」とも呼ばれます。お墓参りと春の遠足を兼ねて家族連れで出かける人が多いので、この時期旅行に出かけると交通渋滞に遭い大変です。
「清明」とは二十四節気のひとつで「春分」の次にあたり、4月5日ごろから20日ごろまでを指します。この清明節の前に摘まれた茶葉は「明前茶」と呼ばれる高級茶です。
お茶は、解熱、解毒、利尿作用があり、最近ではコレステロール低下作用も報告されています。中国では、嗜好品としてお茶を飲むだけでなく、健康を維持・増進したり、病気を予防したりという目的でも飲みます。健美茶、減肥茶、降圧茶、降糖茶、不酔茶、禁煙茶など種類も様々です。中国旅行のお土産としてこれらの健康茶を購入される方も多いようですが、利尿薬やホルモン剤が混ぜられているものもありますのでご注意ください。

トウモロコシ

鮮やかな黄色のトウモロコシの季節がやってきました。トウモロコシはもともと中央アメリカが原産で、日本には16世紀ごろ伝わってきたといわれています。高エネルギーの食品で、ビタミンB類や食物繊維が豊富に含まれています。トウモロコシは、中国で「玉米」と呼ばれています。上海では「珍珠米」とも呼ばれていました。
トウモロコシは、胃腸の運動を良くして便秘を解消するのに役立ちます。また、トウモロコシには利尿作用があり、特にひげの部分はむくみを改善する漢方薬として使われています。現在、コレステロール低下作用、血糖低下作用、動脈硬化予防作用などが研究されています。

トマト

夏の暑いときにガブリとかじったトマトの味は格別です。「野菜中の果物」と呼ばれるほど、トマトはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
トマトは生でそのまま食べても美味しいですが、炒め物やスープにしても美味しいです。ゴマ油で香りづけした「番茄炒鷄蛋」(トマトと卵の炒めもの)や「番茄冬瓜湯」(トマトと冬瓜のスープ)は、簡単にできる一品です。
胃液の分泌を促し、消化を助けるトマトは、便通改善にも効果があります。また、利尿作用により血圧を下げるといわれていますが、この効果を上げるために、ぜひ塩や調味料を使わずに食べていただきたいと思います。

ナス

ナスは焼いてもよし、炒めてもよし、煮てもよし、漬物にしてもよしと、いろいろな料理の食材として重宝されます。
ナスの色素である「ナスニン」は、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにし、動脈硬化を予防するといわれています。「ナスニン」はポリフェノールの一種ですので、ガンや老化を抑制すると考えられ研究が進められています。美味しいナスですが、たくさん食べると下痢を起こすことがありますので、腸の弱い方は注意してください。また、関節炎の方が食べると症状が悪化する場合もあるそうです。

ナットウ

血液をサラサラにして、元気で長生き―健康食品の元祖ともいえる納豆ですが、苦手な方も多いと思います。納豆には、血管の詰まり(血栓)を溶かして血行を改善するナットウキナーゼという酵素が含まれています。現在使われている血栓溶解薬は、用量の調節が難しい、作用時間が短い、大出血の恐れがあるなどの心配事がありますが、納豆は安全です。ただ、納豆はビタミンKを含んでいるので、血液凝固を抑制するワーファリンという薬を服用している方にはお勧めできません。

ニラ

中国で黄色のニラを見たとき、日本とは種類が違うのかと思っていました。実は青ニラを一旦収穫した後、黒いビニールをかけて光を遮って育てたものだそうです。新しく出てくる葉は黄色なので黄ニラ、別名「にらもやし」と呼ばれます。
ニラは、ビタミンB・C、カルシウム、鉄などに富んだ野菜です。一年中店頭で手に入れやすいので便利です。独特の臭いはニンニクやネギにも含まれるアリシンという成分です。これには消化促進、食欲増進、消炎、解毒、制菌作用があるといわれています。夏ばて解消にはよい野菜です。
また、食物繊維が多く含まれているため、腸管の蠕動運動を促進し、便通を良くする作用があります。ですから、消化があまりよくないので、胃腸の弱い方は、たくさん一度に食べないようになさってください。胃潰瘍になりやすい方も、控えめになさってください。

ハッカク

中華料理に調味料としてよく使われる八角は、名前のとおり、八つの角をもつ星型をしています。この八角は、インフルエンザ治療薬「タミフル」を製造するのに使われているそうです。もともと香辛料は殺菌作用を持つものが多く、食物を長期間保存するための防腐剤でしたが、そんなことに用いられているとは存じませんでした。
八角は身体を暖める作用があり、冷えて胃腸の調子を崩したときに食するとよいといわれています。便秘や腰痛にも効果があるといわれていますが、大量に摂ると刺激が強いので胃の弱い方はご注意ください。

ハトムギ

中国に留学していたころ、ハトムギを乾物コーナーへ買いに行きました。胃腸が疲れて下痢をするようになると、炊飯器にお米と一緒に炊いて食べていました。
ハトムギは、利尿、消炎鎮痛、排膿作用があり、薬としても使用されてきました。イボを取る妙薬としても有名で、がん細胞を抑制する効果が注目されています。中国では、医薬品として研究が進められており、治療薬として期待されています。

ピーマン

「青椒肉絲」(チンジャオロース)という中華料理をご存知でしょうか?この定番料理は、緑色のピーマン(青椒)と細く切った肉を油で炒めたものです。生のピーマンは独特の苦味がありますが、炒めると苦味が減り食べやすくなります。この料理名は発音しやすく、中国語を習いたての頃でも、中国人の店員さんに「何ですか」と尋ねられることがないので、安心して注文できる1品でした。 ピーマンには、ビタミンが豊富に含まれています。特にビタミンAは油で炒めることにより、吸収が良くなります。また、ビタミンCは熱に弱いのですが、ピーマンに含まれるビタミンCは、熱に強く壊れにくいそうです。免疫力を高めるので、9月病を克服する効果が期待出来ます。
最近は、緑色だけでなく、赤や黄色などカラフルなピーマンも出回っています。カラーピーマンは、熟するまで育てられているので、栄養価は緑色のものより高く、甘みもあって食べやすいです。

ビワ

果汁が多く、爽やかな甘みのあるビワは、生で食べても、ゼリーやジャムにしても美味しい果物です。ビワは実が生るまで7-8年かかるそうですが、最近はビニールハウスで促成栽培もしていると知り、少し驚きました。
ビワの実は、目や皮膚を丈夫にするベータカロチンや豊富な食物繊維を含んでいます。東洋医学的には、身体を冷やす作用があると考えられており、下痢をしやすい方は食べ過ぎないようにしてください。熱が出て咳が止まらないときや胃が熱く痛むように感じるときに食べると良いといわれています。
ビワの葉は、古くから薬として利用されています。実と同様に鎮咳、健胃作用があり、また皮膚病にも効果があるといわれています。しかし、ビワの葉には毒性のある成分も含まれていますので、大量摂取はしないようにしてください。

ホウレンソウ

「畑の中にいる、くちばしの赤い緑色のインコを連れてきなさい」―昔読んだ中国民話の本に出ていた謎々です。ホウレンソウは、緑色の鮮やかな葉と根の部分の赤味が濃いものがよいとされています。
ホウレンソウは、鉄分を多く含んでいますが、吸収されにくいのが欠点です。貧血の方にはお肉と一緒に食べていただきたい野菜です。ビタミンAとCも豊富に含まれています。ホウレンソウには、尿路結石の原因であるシュウ酸が含まれていますので、さっとゆで、水にさらしてから食べるのが安全です。
ピンとした葉先のホウレンソウですが、最近は「ちぢみホウレンソウ」と呼ばれる、葉にしわの入ったものも見かけます。冬の寒さにさらして育てる、「寒締め」という方法だそうです。寒さに耐え、元気一杯に育ったホウレンソウです。

マツノミ

約10年前(平成6年頃)の中国旅行で、お土産に月餅を買おうとしましたが、お月見の季節だけしか売っていないといわれ驚きました。日本人観光客が増え、今では国際空港内で1年中販売しています。
松の実は、月餅などのお菓子の材料としてよく使われます。滋養のある食品で、特に咽のどが弱い方、痰の少ない咳が続く方、便秘・肌荒れのある方によいとされています。また松の実は黒ゴマや枸杞(クコ)と同様に、眼のかすみや眩暈に効果があるといわれています。
身体に良いといわれる食品も食べすぎは禁物です。上手に摂取して、体調を整え、お元気でお過ごしいただきたいと願っております。

モモ

柔らかく、ふっくりしたモモの季節となりました。あの甘い匂いに、孫悟空が思わず食べてしまったのもよくわかります。モモは、古来より健康、長寿を願う、不老不死の果物として愛されてきました。モモの果肉は、皮膚に良いといわれていますが、繊維質が多く含まれるため、便秘にも効果があります。
日本ではモモの葉をお風呂に入れ、汗疹(あせも)や湿疹の治療・予防に使用されてきました。また、モモの種の中にある核は、桃核(とうかく)、桃仁(とうにん)と呼ばれる漢方薬です。血液の澱みを解消して血流を良くする作用があり、生理痛、生理不順に効果があると考えられています。もちろん、便通を良くする作用もあるので、いろいろな便秘に効果がある漢方薬に配合されています。桃核は良い薬ですが、生で食べると危険な成分を含むので、専門医の診察を受けてから服用してください。

ヨモギ

桃の節句というと「お雛様」ですね。お供物の定番である三色の「菱餅」、あの緑色を出すのにヨモギが使われています。ヨモギは食用だけでなく、漢方・灸治療に欠かせない植物です。ヨモギの葉は、止血作用があるので、月経不順、月経困難症といった女性特有の病気によく使われます。また、身体を温める作用があるので、入浴剤としてお風呂に入れます。
ヨモギの葉の裏には細かい毛が生えており、これを乾燥させて綿状にしたものがモグサです。このように加工するとよく燃えるので「善燃(よもき)草」と呼ばれることもあります。

ラム、マトン

羊肉を初めて食べたのは上海でした。身体を温めるので冬に食べるとよいと聞き、シャブシャブを試してみました。意外と臭わなくて結構食べたら、翌日はやはり独特の臭いがしていました。最近は、冷・解凍の技術が進んで、あまり臭わないようです。生後1年未満の子羊肉はラム、生後2年以上の成羊肉はマトンと呼ばれています。
栄養価が高い羊肉ですが、コレステロールの含有量が低く、脂が吸収されにくいため、ダイエットによいと注目を集めています。「カルニチン」という脂肪を燃焼させるアミノ酸が、牛や豚よりも大量に含まれているので、ヘルシー志向の方に人気が出てきました。また、ミネラルも豊富に含んでいるので、貧血や冷え症の方は、一度挑戦してみられてはいかがでしょうか?

リンゴ

便秘で困ったら、すぐ下剤にたよらないでリンゴを食べてみてはいかかでしょうか?なぜなら、リンゴには「ペクチン」という食物繊維の成分がたくさん含まれているからです。一般的に食物繊維は、便をやわらかくする作用を持っていますが、この「ペクチン」は水分を吸収して便を硬くする作用もあり、下痢のときにも効果があります。リンゴは胃腸の動きを整えるだけでなく、元気を補って気疲れした身体の回復力を高めます。また、のどの渇きや乾いた咳を和らげる作用もあります。高血圧症やガンの予防にも効果があるといわれていますが、血糖値が上がるので食べ過ぎないよう気をつけてください。

レモン

紫外線対策に、ビタミンCがよいと昔から言われています。ビタミンCといえば、レモンですが、レモン1個分のビタミンCは、どのぐらいの量をいうのかご存知でしょうか?答えは、「20mg」です。これは、農林水産省が決めたガイドラインに書かれているそうです。
レモンは肌にいいと、若い頃はレモンパックされていた方は、かなり多いと思います。ところが、直接皮膚にレモンをのせると、かえってシミができてしまうのです。それはレモンの中にソラーレンという物質が含まれているためです。この物質は、光に当たると色素沈着を促す作用があり、シミができやすくなるのです。ですから、レモンは肌にのせず、食べるようになさってください。

ワサビ

梅雨から夏にかけては、食中毒が発生しやすい季節です。最近は冷凍・冷蔵技術の進歩で食品が長く保存できるようになりましたが、過信は禁物です。
昔から薬味として使われてきたワサビですが、その抗菌・消臭・鮮度保持作用が注目されています。ワサビに含まれる辛味成分が持つこのような作用は、すりおろさなければ発揮されません。ワサビをおろすのに目の細かい鮫の皮が使われるのも辛味成分を引き出すためです。茎に近い部分(頭)の方からおろすと、辛みが強く香りも豊かになります。
粉ワサビやチューブ入りのワサビは手軽に使うことができますが、西洋ワサビが使用されていることが多いので注意が必要です。ワサビを保存する時は、新聞紙をぬらして、包んだ上からラップして冷蔵庫に入れると長く保存できるそうです。

ページの先頭に戻る